J:COMのインターネットを使ってみての評価、感想

J:COMのインターネットって実際どうなのか?

 

J:COMと言えばケーブルテレビ(CS放送)の印象が強いですが、実はCS放送(テレビ)をつけずにインターネットだけの契約もできます。

 

私の実家では10年以上J:COMを使っていますので、J:COMのインターネットを実際に使ってみて感じたメリットデメリット、個人的な評価みたいな事を書いていきたいと思います。料金やキャンペーンに関してはJ:COMのHPに書いていますので、HPに書いていないことを中心にまとめました。

 

また、私自身もJ:COM、JCN、イッツコムの3社で業務委託契約の営業やカスタマーサービスをしていた経験がありますので、ケーブルテレビ業界の裏話的な突っ込んだ話もできるかなと思います。これからJCOMの契約を考えているけど実際どうなの?という人は1つの体験談として参考にしてみてください。

 

ほとんどの方がJCOMのインターネットを導入するにあたって、他社の光回線と比較して決めると思いますので、便宜上私が現在使っているNURO光や利用者が多いフレッツ光と比較しながら話を進めていきます。

 

 

JCOMのインターネット回線に対する個人的評価

 

写真は私の実家のJ:COMの保安器と収納ボックスです。

jcom 保安器

 

1、回線のスピード

 

J:COMのインターネットに関してはネット上の評判では酷評されていますが、私個人としては十分合格点だと感じます。ネット上の評判はライバルの回線業者やその代理店、もしくはそこと歩合の契約を結んだブロガーの方などが作っていることが多いのも事実です。

 

私の実家では40Mbpsプランの契約で平均的に20Mbps以上のスピードが出ています。WEBページやYoutubeなどの動画だと特にストレスなく開けるスピードです。

 

J:COMではインターネットのスピードを利用用途に合わせて4つのプランから選べます。
コース変更は月単位で自由にできますが、160Mbpsだけはモデムが違うのでモデムを変える際に来る工事業者の手数料を取られる可能性があります。

 

コース名

スピード(ダウンロード)

スピード(アップロード)

月額料金

1Mbpsコース

1Mbps

0.512Mbps

2,980円

12Mbpsコース

12Mbps

2Mbps

3,980円

40Mbpsコース

40Mbps

2Mbps

5,500円

160Mbpsコース

160Mbps

10Mbps

6,000円

 

私が営業をしていた時は、高齢の方やメールのチェックや時々ネットサーフィンをする人には2Mbps(今は1Mbpsコース)、もしくは8Mbps(今は10Mbps)を勧めていました。

 

最近は1GB(1024Mbps)を超えるスピードを超えるネット回線が主流になり100Mbps以下は遅いという風潮がありますが、正直なところそこまでのスピードが必要な人はごく少数だったりします。WEBページ閲覧やIP電話(LineやSkype含む)の利用がメインの方や、無線LAN経由でスマホに接続して使う方がスピードにこだわって料金の高いプランを選ぶのは回線業者の思うつぼです。

 

私はWEBサイトをいくつも管理する仕事をしていますが、ダウンロードで20Mbps以上出ていれば問題はほとんど感じません。回線速度別・ネットサーフィンや動画を観た時ののダウンロード時間の比較

 

※スピードの目安としてスタバのWi-Fiの実測値を計測したら混雑度合いにもよりますが5Mbps〜30Mbpsの間です。

 

逆に動画や音楽をガンガンダウンロードしたり、ある程度スピードの必要な方は160Mbpsコース一択です。40Mbpsコースと500円しか月の料金が変わらないからです。ちなみに私の実家が契約している40Mbpsプランはコスパが悪いと思います(笑)

 

2、J:COMのネット回線の安定性

 

インターネットの最大速度よりも、ネットが途中で切れたり、急にスピードが遅くなったりすることのない、ネットの安定性の方が大事だと個人的には思っています。

 

その安定性ですが、以前使っていたau光、現在利用中のNURO光と比べてJ:COMは劣ります。イメージで行くとフレッツ光≒NURO光>J:COM>モバイル回線(WiMAX)といった感じでしょうか。有線ケーブル(ローカル接続)では断線はほとんどありませんが、無線でつなぐと2日に1回くらい一時的な断線はありますし、スピードが急に落ちたりということもあります。

 

数秒〜数分内で元に戻りますので、個人的には気にしていませんがオンラインゲームやデイトレなどをする方にとっては問題なのかなとも思います。特に戸建てで2階建て、3階建てでJCOMを入れる方は性能のいい無線LANを使うことをお勧めします。

 

以前に、クレーム対応などでお客さんの自宅に行った時に、断線する原因がJ:COM側ではなく、無線LANであることがけっこうな頻度でありました。また、スピードが遅い原因もお客さんのパソコンが古かったり、セキュリティソフトが常駐(常に動いている状態)していたりする事が多かったです。

 

 

J:COMを使うメリットとデメリット

 

J:COMを使うデメリット

 

1、ネット(+電話)だけの契約だと割高

 

<NURO光とJ:COMの比較表>

工事料金

月額

スピード

キャンペーン

契約期間

JCOM

地域、時期による

スピードによる

2,980円〜6,000円

4つのプランから選べる

1Mbps〜160Mbps

地域、時期による

2年

NURO光

40,000円
(実質無料)

4,743円
プロバイダ料金込

下り(ダウンロード)
最大2GB(2048Mbps)

3万円キャッシュバック
初月月額無料 他

2年


※関東圏ではJCOM以外にもJCN、イッツコムなどのケーブル局がありますが、多少の料金差はありますが基本的にサービス内容は同じと考えて問題ないです。

 

<他社の光回線(NURO光)と比べると>

 

J:COMでインターネット単体の契約ですと12Mbpsで3,980円、対してNURO光は2048Mbps(2GB)で4,743円とあまり料金差がありません。

 

NURO光は契約時にキャンペーンを申し込めば4ヵ月後に3万円のキャッシュバックを受けることができますので、12Mbps以上のネット契約を考えているのであればNURO光の方がスピードだけでなく、料金も安くつきます。NURO光の3万円キャッシュバック詳細と注意すべき点

 

CS放送をつける場合でも、コスパで見るとNURO光に分があります。NURO光はCSサービスがないため、スカパーとも契約します。私の家がこのパターンですが、NURO光+スカパー+固定電話(NURO ひかり電話)でだいたい毎月9,000円少し超えるくらいです。

 

J:COMでCS放送+インターネット(160Mbps)+電話で9,048円ですから、NURO光の申し込みキャンペーンの3万円キャッシュバックを考えるとNURO光+スカパーの組み合わせの方が安く上がると我が家では判断しました。

 

ただし、NURO光は関東圏内でしか利用できないと言うデメリットがあります。また、NURO光とスカパーの両方と契約する手間もかかります。

 

NURO光の悪い評判をまとめました
NURO光のいい評判をまとめました

 

2、営業マンの訪問営業がわりとえげつない

 

JCOM含むケーブルテレビの営業が家に来たという経験をほとんどの方が持っていると思います。私自身この営業で生計を立てていた時期がありましたが、CATVの新規契約獲得の主力は営業マンによる自宅突撃です。

 

手法としては、一戸建てなら「地域で電線の工事をしますので挨拶に来ました」、集合住宅なら「定期点検」に来ましたとチラシを置いていき希望の日時を記入してくれといった感じです。点検商法というものです。どちらも私はやりましたがかなりグレーで当然嫌がられますので、やってるこっちも精神的に参ったことを覚えています。

 

botann ケーブルテレビの営業マンが来たらどうすればいいか?

 

この営業の問題点は突然家に来られて迷惑と言うこともありますが、営業マンによって契約時の条件(金額やキャンペーンの期限等)が違うことが多々あることです。ですので、営業マンが来てもその場で条件だけ聞き、契約はせずにJ:COMなどケーブルテレビ局のHPをチェックした上で、契約を考えているのであれば、カスタマーサービスに電話してそこで契約するといいでしょう。

 

この時に間違えても営業マンが持ってきた名刺の電話番号には電話せず、JCOMなどケーブルテレビ局のHPに載っている電話番号にかけることです。営業マンが持っている名刺の番号は、ケーブルテレビ局にかからず派遣社員である営業マン本人や、その営業マンが所属している営業会社である事が多いためです。家に配られてきたチラシの電話番号も同じです。

 

電話の際にまずはカスタマーサービスにキャンペーンや割引の話を全てさせ、その後で営業マンが○○と言うキャンペーンの話をしていたと話せば、営業マンだけが持っていた可能性がある有利な条件(期間限定キャンペーン等)を取りこぼすことなく、また、営業マンの言葉を鵜呑みにして不利な条件で契約せずに済みます。

 

botann ケーブルテレビの営業の実例

 

これは実例ですが、営業マンAから契約すると導入工事費を下げる分1年間はCS放送をつけなくてはいけないと言われたが、実は営業マンBから契約するとCS契約は不要で工事費を無料にできたといった具合です。

 

なぜこういう事が起こるのかというと、ケーブルテレビ局の営業部隊はケーブルテレビ局の社員であることは少なくほとんどが派遣社員や、業務委託契約の自営業者です。中にはケーブルテレビ局から営業委託を受けた営業会社が派遣社員を使っているなど、複数の立場の人間が同じ名刺を持って別々の条件(金額)でケーブルテレビ局と委託契約を結んでいるためです。

 

当然どの営業マン(営業会社)もケーブルテレビ局からもらえる報酬が高いコースでの申し込みを取るようなトークをしてきます。基本的には金額が高いコースほどもらえる報酬が高いため、CS放送をつけないと契約できない、ネットのみの契約だと工事費が上がる等と無茶をいう営業マンも出てくるわけです。

 

 

J:COMを使うメリット

 

1、ケーブルテレビ、電話、ネットのセットで契約すると割安

 

J:COMの最大のメリットがこれです。
J:COMは、インターネット単体の契約なら後述のNURO光に料金、スピードなどほぼ全ての面で劣りますし、CS放送だけで比べればスカパーにコスパで負けます。

 

J:COMとNURO光の比較表

 

ただし、3つのセットになると話が変わります。
CS放送、ネット(12Mbps)、固定電話がついて6,572円です。フレッツ光の戸建て向けだとインターネットと電話だけで7,000円を超えますので、特にフレッツ光の契約者の方は今よ月々の料金が安くなってCS放送が見られるようになります。

 

これは私が営業をしていた時の契約を取るトークの1つでした。実際はネットのスピードが12Mbpsですので、フレッツ光より遅くなるのですがほとんどの方には大きな影響は出ません。

 

 

2、インターネットのプランが4つから選べる

 

これはライトユーザーに取ってメリットがあります。
フレッツ光やau光は100Mbpsを超える回線ですが、プランが1つしか選べません。当然、高速回線ですからその分値段も高いです。

 

裏を返せば、それほどスピードが必要ないライトユーザーにとってはオーバースペックな回線にムダな金額を払っていることになります。

 

botann ライトユーザーとはこんな人

 

  • 基本はスマートフォンやタブレットでPCはほとんど使わない
  • ネット利用のほとんどはWEB検索やYoutubeなど数分の動画
  • スマホで7GBの速度制限を受けることがほとんどない人
  • パソコンを始めたばかりの人
  • アップロードはメールの送受信、Facebook、インスタグラムの投稿くらいの人

 

3、その他

 

J:COMはCS放送を契約しなくても地デジの対応ができます。
また、電力自由化の小売業者にもなっていて、電気もセットにすると月額料金が落とせるようです。

 

NURO光に申し込む前にキャンペーンを細部まで確認したい理由

NURO光はプロバイダのSo-net以外の販売チャネルから申し込む事ができます。

それぞれキャンペーン(主に)キャッシュバック金額が違います。また、キャッシュバックを受け取るために必要な条件や、オプション契約等もあります。

キャッシュバック金額で申し込み先を決めてに契約をすると、大きな失敗につながる事がありますので、私は各申し込みチャネルのキャンペーン特典と受取条件等を最初に確認する事にしています。

NURO光 申し込み先別のキャンペーン特典と受取条件一覧表と注意点